空色パンデミック 1

こちらもえんため大賞受賞作。
最近イラストがアニメーターかそうでないかの見分けがつくようになった。

空色パンデミック1 (ファミ通文庫)

空色パンデミック1 (ファミ通文庫)

高校受験当日、中西景は駅のホームで自分に向って叫ぶ声をきく。「ピエロ・ザ・リッパー! ジャスティスの仇はここでとらせてもらうわ!」彼女は特発性大脳覚醒病、通称“空想病”を患っていた。発作を起こすと正義の使者になってしまうらしい。彼女は何かにつけて主人公の前に現れては発作を起こし巻きこんでいく。しかし、これが世界を敵に回すことになる――。
ボーイ・ミーツ・ガール作品。またはセカイ系。空想病の設定がおもしろい。劇場型が他の人に感染し、総理大臣に感染し第三次世界大戦まで起きているのがいい。この病気は、ツンデレにやギャップに近いけど、それとまた違った魅力がある。
ラストシーンの主人公がかっこいい。キマってる。たぶん2が出るだろうから楽しみに待ちたいです。