ゴミ分別の異常な世界――リサイクル社会の幻想

たまには新書もいかが?

ゴミ分別の異常な世界―リサイクル社会の幻想 (幻冬舎新書)

ゴミ分別の異常な世界―リサイクル社会の幻想 (幻冬舎新書)

分別すればゴミが減る、と思い込んでいませんか? さまざまな地方自治体をリポートし、ゴミ問題を再検証する。
新書はあまり読まないですが、何かと「環境問題」について叩き込まれた世代で、特にゴミ問題は自分も興味があり少し知識があるので借りた本です。ちなみに10分車を走らせるとゴミ処理場があります。もっと話題沙汰されても良いと思っているのは自分だけでしょうかね?
一番印象に残っているのは市町村合併で分別方法が変わって住民が困っている話でした。ここで語るほどの内容ではありませんが、そんなこともあると一人読み進めました。次いで地方自治体のごみの押し付け合い。埋め立て地のみならず、焼却処分さえズサン。環境省の評価方法も納得し難いし、政府も法もおかしい。リサイクルするより原料から作ったほうがコスト低いなんて、この世界じゃ当たり前の話でしょ?(アルミ缶やスチール缶など)早く補助金だせって
本書で、キャラクタを用いてエコを推進する節にて仙台が挙げられていました。それ以前にメビウスちゃん、引いてはせんだいくん、なんてのがいました。旧指定ゴミ袋に小さく書かれているカラスです。