少年陰陽師 窮奇編

妹が持っていたので清涼院フェアと同時並行で読み進め。ちなみに窮奇編は１〜３巻まで。

少年陰陽師 異邦の影を探しだせ (角川ビーンズ文庫)

少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け (角川ビーンズ文庫)

少年陰陽師 鏡の檻をつき破れ (角川ビーンズ文庫)

高校入りたてに一度読んで、歴史が全くダメだと再確認した作品だったのですが、読書慣れしたせいか淡々と読み進めることができました。
３冊読み終えて、予想よりも出血シーンが多かったりドロドロしてたのは驚きでした。自分がダメになると誰かに頼るけど好きな女子のためにがんばる昌浩は女心をつかむのかな？　力があるだけの単なるヘタレではなさそうで。
表紙の色の雰囲気が好き。あと紅蓮＝小西予想が当たったので少しうれしかったです。
内容は普通。どちらかというと十二神将のキャラ押しではありますが、ストーリーもしっかりしてます。個人的にどんでん返しがないのでさみしいですが。
ビーンズ有名作品として読む価値はあり。陰陽師ネタはそれほど濃くないので、歴史が苦手でも大丈夫ですが、大内裏とか古典用語の読み・意味がわからないと厳しいです。現に俺は苦労した。