ガソリン不足に対する一つの提案

ずっと書きたかったのですが、ニュースで見た情報ではソース曖昧って言われそうだし、新聞にのっててもネットにのってなかったり……。でも書きます。前提の話長いのに、本文説得力ないなぁ……。いろいろな情報が錯綜しているので、間違っている場合は指摘お願いします。
【まず前提の話】まず、東北の人間にとって車はライフラインです。たぶん地方の人間にとっては当たり前ですが、関東や関西のように交通網はそれほど発達していません。今までは仙台市地下鉄南北線の一部が走っていたのみで、本日やっとJRの仙石線の一部が開通しました。これが在来線初めての再開です。地下鉄南北線仙石線も開通したのは一部で、全面開通にはまだ時間がかかります。在来線や地下鉄が走っていない部分はバスが走っていますが、ガソリン不足で土曜日ダイヤだったり少なかったりと今までのように通勤するのは無理です。本数が少ないとなればバスは込み合いますし、大変です。
参考:http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110328t13050.htm
【さらに前提の話】まず宮城のガソリン情報について示します。宮城県最大の地方紙「河北新報」によると、26日現在宮城県内で稼働するガソリンスタンド(以下、GS)は615店舗中408店舗と少しずつ増えてはいます。宮城県内の石油製品出荷量は2990kLで、前年の一日出荷量6556kLの半分にも至りません。
私が道中で確認していると、GSの地下にあるタンク内が空になると販売終了になり、やっているGSも話をきくと法人のみに販売している場所もあります。
GSのタンクも空ですし、家庭にある車もガソリンタンクも空に近いので、従来以上に需要>>供給の状態です。しかもGS各所ではガソリン待ちの渋滞ができており、緊急車両が通れなったり、待っている車内で一酸化中毒を起こして亡くなる型が出たりと問題が山積みです。
津波の被害で仙台港にあるガソリンタンク(大きいやつ)も壊滅状態で、復旧には時間がかかるそうです。震災後、唯一出光のタンクだけが生き残り、県内各地に供給している状態でした。現在は日本各地から少しずつガソリンを回してもらっている状態です。
注:ソースがあるのみについては、宮城県が615店中384カ所(62%)
参考:http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110326t15060.htm
参考:http://www.tohoku.meti.go.jp/s_shigen_ene/topics/pdf/110322_2.pdf(探した中で最新)))
【序論】で、私が提案するのは「電気自動車」です。
経験ある方はわかると思いますが、ライフラインの中で一番復旧が早かったのは電気です。仙台市中心部では震災の翌日、我が家では4日目の朝に回復しました。数日たってガソリン不足がわかったのであれば、電気自動車を数世帯や地区で共有して使うのはいかがでしょう? という提案です。
【本論】電気自動車は高いです。政府か地方自治体が購入して、市民が共同で使用したりするのに使うのはどうでしょう? 電気自動車は家庭のコンセントから充電することが可能です。
http://www.ev-car.info/about/charge.html
もしくは50Hz/60Hz問題を考慮して、関西の自治体で電気自動車を使ってガソリンを浮かせるとか……。
【結論】電気供給量が足りないという問題が解決するまで馬鹿だと思われるかもしれませんが、私たちにとって車はなくてはならない存在です。
ひとまず番組で50Hz/60Hz問題でもめてる人を見かけますが、まず現地でどんな問題が起きているかを知ってください。机上の空論はもうたくさんです。
私の提案は酷いですが、テレビでやっている以外でも被災地の状況を知ってほしかったのです。