きみとぼくの壊れた世界
新書でなくハードで読みました。
- 作者: 西尾維新
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/10
- メディア: 単行本
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櫃内様刻は琴原りりすと縁を切ることを妹・夜月に告げる。女子と話したところを目撃し、妹に告げ口した数沢六人をしめあげる。が、翌朝数沢は死体となって発見される。
最近は読みやすい西尾作品ばかりだったので、くせの強い西尾節が読めてテンションがあがりました。
殺人が起きるまで長かったけど飽きなかった。特に黒猫のしゃべりが長いこと長いこと。かいけつ編は特に彼女のための見せ場のよう。
他作品では見かけなかった下ネタが少しあるのが意外ではなく新鮮。あえて内容は伏せるけど。
殺人トリック自体は難しい内容ではなく、それよりも解決後の主人公の行動は「こいつすげぇ」でした。バレたら確実に修羅場だね。
アクの強い特命係長(ドラマ)みたいだった。