Planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜

Key10thBoxよりキネティックノベル作品です。

planetarian~ちいさなほしのゆめ~ 通常版

planetarian~ちいさなほしのゆめ~ 通常版

降雨と戦争が続く世界で出会った、屑屋(=廃品回収業)とプラネタリウムのコンパニオンロボットの話。Key初のSF作品であり、分岐のないキネティックノベル作品として発表されたものです。他作品に比べて影が薄いのはいたるが関わっていないせい*1かもしれません。
音声をしっかり聞いても2時間で読み切りました。上記したように攻略要素はなく、ただ話を読み進めていくだけ、と気軽さは売りかもしれません。
ヒロインは数十年前のロボットなので現代の状況が理解できなかったり、一緒に働いていた店員やお客をずっと待ち続けているゆめみちゃんはかわいいです。今回は泣きませんでしたが、ラストシーンは感動的でした。やっぱそうなるのね、と思いつつもグッと来るのがKey作品かもしれません。
ゲームはちょっと、という方は小説が発売されているので是非に。
相変わらずPCゲの男声は聞き取りづらい、と思ったら小野大輔だったのね(^^;)

*1:原画は駒都えーじ