ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺

夏の100冊に選ばれてから読みたかったけど、図書室に入荷していたので拝読。2冊目の文庫も出ていたようで。ってか最近の図書室がどこへ入っているのかわからない。昨日見たら蛾類辞典とかあったし、誰が見るんだよ。

笑酔亭梅寿謎解噺 1 ハナシがちがう! (集英社文庫)

笑酔亭梅寿謎解噺 1 ハナシがちがう! (集英社文庫)

落語とミステリーということで。落語は地元に寄席がないので生でみたことないです。興味はあるんでけど、笑いがいちばん!で見るくらい。
ミステリーなのに推理するための伏線がほとんどない。推理を楽しむものでないにしろ、主人公がどうしてその思考にたどり着いたかがほとんど記されていないのはあまり納得いかない。不良のくせに何故頭が切れて落語が上手いのか、次の巻に載っているのかもしれないが、伏線がほとんどない。
あと最後の若手の落語−1グランプリで優勝しちゃいけないよ。
有名な古典落語の筋が書いてあるので、そこに興味がある人はいかがでしょうか? あまり勧めはしません。