俺がオタクと名乗らないわけ。

いつか駄弁で書きたいと思っていたんですが、こちらのサイト様(>かーずSP様)を見て頭の中がまとまったので書きます。きっかけ扱いで申し訳ありませんが。様々語られているオタク論はあまり読んでいないことを踏まえてお読みいただければと思います。
 見ての通り一行プロフィールは「ヲタクかヲタクじゃないかを行き来する生命体」。
「婦女子」や「鉄子」等ジャンルの分け方上で、「アニヲタ」と自ら言うことはあるが(基本的に「婦女子じゃないから、オタクだから!」と主張するときに用いている)俺自身の中ではオタクだなんて思っていない。外見上いっしょにされたくないからでもない。
「自分はそれほど詳しくないし……」よくある話だし、もちろん本物の方には到底知識の量が違うことは言うまでもないだろう。
 今はそこを論点としたいのではない。
 名乗らない理由の一番は「年齢」だ。
 年齢にとアニメを見ている量が比例すると仮定すれば、18歳なんて若造だ。それは自覚しているし、見事大学に入ったらたんまりと見るつもりだ。
 それもあるが、
「その時代を生きて自分の肌で感じてきたかどうか」
 これが重要だと考えている。
 自分は1990(平成2)年生まれ。上記リンク先に掲載されている表には表記されていない年代だ。この区切り方だと「おたく第四世代」とくくられるだろう。その時代を生きていたか、それを考慮した分類だといえる。
 Wikipediaの編集回数が話題になっているが、オタクを作ったといわれる宇宙戦艦ヤマト機動戦士ガンダム新世紀エヴァンゲリオン、実際この年齢だと既に他の人が感じた感想が含まれている。数値上の客観的な意見は述べられても、当時を生きた人間と比較はできない。語る資格はないのかもしれない。
 例えば時代を形成したもので唯一触れた「ポケモン」なら時代背景も語れるし、発売当時にしっかりと買ってゲームプレイし、アニメ・映画やカード、アメリカでの事件のことも鮮明に覚えている。バブル崩壊についてやその時代の首相を聞かれると答えられないが、当時の小学生にどれくらい流行したかなら語れるし、第四世代になった現在だって最新作は受験のため未プレイだがそれ以外なら今の小学生にも引けをとらない自信はある。(友人に「私の弟となら話が合うと思うよ」とよく言われる)
 たぶん自分がアニメ好きになったのは父親の影響だろうし、どうしてもこの情報化社会のせいもあって他人の意見に流されず自分を主張するのは厳しい。もう仕方のないことだ。他の意見を踏まえつつ、18歳らしい若い意見をガンガンに発信していきます。
 お暇な方はお付き合いください。