最近の漫画事情。

最近、編集と漫画家の訴える沙汰が多いです。自分は詳しいことはわかりませんが、テレビなどで聞く編集者のイメージと違いますね。以前関西テレビ製作で作られた「ヒミツの花園」。「ある日突然、編集部に飛ばされて有名な少女漫画家の元へ行ったらその漫画家は四人兄弟だった」という話。07年1月期放送のものです。いろいろなところにネタが入っていて当時あるある大辞典問題でドラマまで影響がでないように、と祈っていた記憶があります。その中で描かれていた漫画家「花園ゆり子」(=収拾のつかない四兄弟)に対して、釈由美子演じる編集者はがんばって頭を下げていました。これは大袈裟だとしても、編集者と漫画家の立場って同等なもの若しくはそれに近いものだと思っていました。最近の事情を見て少なくとも小学館の編集者には人間としての関係性を疑います。どこの貴族だ! と思うような台詞。自分が考えるには最低取引先のイメージでしょうか。編集側としても人気作家ともなれば、その作品が無くなってしまうことによる損失もあるでしょう。確かに原稿が遅れたりして切羽詰るのはあると思います。でも、原稿は商品、カラー原稿ともなれば目玉商品なわけですから、それを手荒に扱うのはいかがなものでしょうか。この話を書いていてBOXの責任編集太田氏を思い出したのは俺だけでしょうか……