R-1ぐらんぷりについて統計をとってみる

ハイクではなぜかとても応援あべちゃんですが(バカリズムが敗退決定後は自分も応援していました)少し気になったことがあったので、いろいろ調査してみました。
点数や順位はhttp://natalie.mu/owarai/news/28146より引用。その他はおなじみwikipediaから。ナタリーはやすぎ。

審査員の点数のつけ方が偏っている気がしたのはもうハイクで散々語ったので、ポイントその1「ネタ順」基準で並べてみる。

順番 名前 点数-1st時順位
1 COWCOW山田與志 627点-9位
2 バカリズム 630点-7位
3 いとうあさこ 641点-5位
4 グラップラーたかし 639点-6位
5 川島明 645点-4位
6 我人祥太 628点-8位
7 なだぎ武 661点-1位
8 エハラマサヒロ 655点-3位
9 あべこうじ 658点-2位

M-1以上に順番がキーとなるようだ。我人祥太*1を除いて後ろになるほど、順位が高い傾向にある。

では出身地はどうだろう。1st Stage終了時の順位で並べてみる。

1st順位 名前 出身地 1st点数
1 なだぎ武 大阪 661点
2 あべこうじ 神奈川 658点
3 エハラマサヒロ 大阪 655点
4 川島明 京都 645点
5 いとうあさこ 東京 641点
6 グラップラーたかし 茨城 639点
7 バカリズム 福岡 630点
8 我人祥太 東京 628点
9 COWCOW山田與志 大阪 627点

関西勢が強いだろう、とここで結論を出すつもりが、実はそこまででもなかったよう。特に枡野さんが福岡出身なのは知らなかった。福岡は別枠と考えれば、決勝進出者は関東と関西勢が4人ずつ。ネタ順を特記すべきではないがCOWCOW山田とあべちゃんを除けば(統計学的には除いて大丈夫だろうか)上半分・下半分ともとも捉えられる。でも、笑いに疎い東北人としては、R-1は関西勢が強い印象を受けたのは自分だろうか?

というわけで歴代優勝者の出身地を調査してみる。

回数 優勝者 出身地
1st だいたひかる 埼玉
2nd 浅越ゴエ 岡山
3rd ほっしゃん。 大阪
4th 博多華丸 福岡
5-6 なだぎ武 大阪
7th 中山功太 大阪
8th あべこうじ 神奈川

これまた関西が多いと結論付けようと思っていたのに、浅越ゴエが岡山だったのと(ピンネタは関西っぽくないと思っていたがザ・プラン9のイメージが関西だった)なだぎの連続優勝で大阪が強いと錯覚していたようだ。

こういったイメージを持つ原因の1つとして東北が笑い後進国であるからだ。つまるところ笑いの賞レースをM-1キングオブコントとコレ以外は見たことがないわけだ。お笑い好きとして賞レースがいくつかあるのは知ってはいるが、どうしても登竜門としては3つのイメージが強いのだ。

結論としては、R-1へは「審査基準を明確にすべき」自分へは「ネタの雰囲気で関西か関東かわけようとするな」だろうか。何を伝えたいのかグチャグチャになってしまいましたが、1つでも参考になれば。

*1:審査員の基準がバラバラすぎたと思う。彼は老若男女にウケる必要があるコンテストには不向きかもしれない。