R-15 ようこそ天才学園へ！

角川学園受賞者デビュー作兼スニーカー大賞奨励賞作。最近こんな雰囲気の作品ばっか読んでる(--);;

R-15 ようこそ天才学園へ! (角川スニーカー文庫)

天才ばかりが集まる閃学園に入学した主人公。その一芸は……15歳にしてポルノ作家！　で、いろいろトラブルに巻き込まれる話。
ちょいちょいエロ小説変換がウザいですが、主人公の仕事なので仕方ない。周りも、個性というより、変人揃いです。主人公がポルノ作家とバレているため、女性には冷たくあしらわれます。まぁ好意的になるわけがありませんね。キャラクタは描けてますが、大筋で何かストーリーがあるわけではなく（あるにはありますが）短編集に近いので、いまひとつ盛り上がりには欠けています。小説より漫画っぽいかなー。理系人間としては数学できすぎ人間・円周律の考え方がウンウン頷いて読んだけど、確率論については否定します。個人的には株の話がおもしろかったですね。
うーん、謡江ちゃん（英語の授業が同じだった隣のクラスの女の子）がかわいいので、そのためだけに次巻購入を検討中。たしか10月に出る予定。